20代が貯金をするための方法について書いていきます。タイトルにある通り、「目標設定」と「継続」がとても大事です。20代は収入が少なくなかなか貯金ができないという人も多いと思いますが、まず20代のうちにきちんと貯金を作れる体制にしておくことが、30代、40代になったときの資産形成に大きく影響をしてきます。
今は貯金ができていなくても、貯金をしようと思っている時点でまずエライ!←ですが、実行できないと意味がありませんので、貯金を継続して行える方法について書いていきたいと思います。
目標設定〜何のために貯金をするのか?〜
貯金する目標を立てることが大切です。何のために、いつまでに、いくらを決めましょう。目標がなくただ金額を追っていくだけだと、2~3ヶ月で挫折してしまうことが多いです。ただ、20代はライフプランが不明瞭であることがあるため、目標を立てにくいと思います。老後はかなり先だし、いつするのかしないかもわからない結婚のために貯めるのもな、、といったように貯金するための目標を立てるのが難しいです。なので、まずは数ヶ月、数年で達成できる短い目標を立てるようにしましょう。
例えば「投資のため、1年で、100万円貯める」や「海外旅行のため、半年で、30万円貯める」などです。貯めた後の自分を想像できるとより意思が固く貯めていけるようになるでしょう。
30万とか50万とかまとまった金額が貯まるようになってくると、それを減らしたくないと思うようになってくると思います。「海外旅行のために30万貯めたけど、あと10万貯めて、安いプラン探してその10万で旅行に行こう。」といった感じです。そして次の目標を立て、趣味や自己投資など使いたいところで使いつつもお金を貯めていける自分になっていくことができると思います。
継続〜自分にあった貯金方法を見つけよう〜
これまで生活費=給与だった人が急に毎月10万貯金するのは難しい話です。無理をすると挫折にも繋がります。ちょっとずつ節約に取り掛かり、支出を減らしていきましょう。一般的な貯金をするために方法としては、
①先取り貯蓄をする
②固定費を見直す
③ちょっと買いを減らす
④外食を減らす
などがあります。一つひとつ簡単に説明していきます。
①先取り貯蓄をする
給与が入ったらまずいくらかを貯金に回す、という方法です。余ったお金を貯金に回そうと思うとなかなか貯金できないと思うので、簡単にできてとても効果的な方法です。
やり方は、会社に財形貯蓄制度があれば活用すればいいと思いますし、新たに貯金用口座を作り、銀行の自動送金サービスを使い毎月給与が振り込まれる翌日に貯金用口座に送金するように設定したり、または給与振込口座から貯金する金額を引き出し、自分で貯金用口座に入れてもいいと思います。手間ですが、月1回だけなので。
金額は無理のない程度で毎月定額にするのがいいと思います。
こうすることによって、細かいことは考えず残ったお金でやりくりするだけで貯金していけるようになります。
②固定費を見直す
固定費を見直すことが節約に一番効果的であることが多いです。月額は数百円〜数千円でも、年間にすると数千円〜数万円の支出が発生しているからです。なので、逆に月1,000円の削減ができると年間12,000円の削減ができますし、色々な固定費を見直し合わせて1万円削減できたとすると、年間で12万円の削減ができることになります。貯金をしていくためにはとても大きな節約になります。
見直しをしてみてほしい項目としては
・家賃(減額交渉、引っ越す)
・光熱費
・通信費(スマホ・ネット回線)
・保険
・サブスクリプションサービス
などがあります。
③ちょっと買いを減らす
「そんなに物欲もないし、浪費しているつもりがないのに貯まらない、、」という人はちょっと買いが多いのかもしれません。ちょっと買いというのは用もなく習慣的にコンビニに入ってしまう人や、毎日お菓子やアイスを買っていたり、スタバなどについ立ち寄ったりしてしまう人です。ちょっと買いは支出管理に現れにくく、気づくことも減らすことも難しく意外とやっかいです。一度自分がちょっと買いに使っている費用や、コンビニに行っている回数を数えてみるといいかもしれません。無駄遣いをしている自覚を持つことが大切です。また、ちょっと買いが多い人は自分へのご褒美を与えすぎなのかもしれません(笑)
④外食を減らす
毎月の支出が膨らんでしまう原因は食費や、飲み会など交際費であることが多いです。最近ではuber eatsなどのテイクアウトサービスを多用し食費が増えている人も多いと思います。
こちらで紹介しましたが、eber eatsはとても便利です!しかしテイクアウトももちろん外食ですから、食費を減らすためには極力自炊をするようにした方がいいでしょう。
また飲み会などは付き合いもあることと思いますが、月に○回までと決めたり、ただ愚痴を言い合ったりするような飲み会は避けたり、「金曜日だから飲みにいく」という考えを改めると減らせるのではないかなと思います。
節約のための4つの方法を書きましたが、できることから取り組んでもらえればと思います。「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と思ってしまうと続かないと思います。大事なのは継続なので、小さな取り組みから、できれば自分を褒めてあげ←、そしてまた次のことに取り組んでいけばいいのかなと思っています。方法論を書いてきましたが、結局のところは楽しんでできることが一番継続に繋がるのかなと思うところもありますね。SNSなどでは独自の節約方法で楽しみながら節約できている人もたくさんいますので、色んな人、サイトなどを見てみるのもいいでしょう。
まとめ
収入がまだ少なくても、貯金をしていくことは可能です。そのためには貯金目標を設定して、先取り貯蓄や固定費削減など、効果的な節約方法から順に取り組み、無理のないように継続していくことが大切です。
貯金ができてくると、精神的に余裕が生まれたり、自分に自信がついてくると思います。貯金をすることが全てではもちろんないですが、自分のライフプランが計画通りに進むとは限りませんし、急にお金が必要になることもあると思います。そういったときに貯金はあなたを助けてくれるでしょう。
また、やりたいことが見つかった時、お金を理由に諦めることはしなくないですよね。家庭を持っている人は、子供の夢をお金を理由に諦めさせたくないと思います。無駄な支出を減らして貯金できる体制を作っておくことが、将来必ず自分のためになると思っています。
別の記事では他の節約方法や貯まったお金の増やし方(初心者向け)を書いていますので、こちらも見ていただけたら嬉しいです。