コロナ禍の今、転職活動を行うのはとても大変です。
周りの友人たちも「転職したいけどいい求人がない」「決まらなさそうだから我慢」と口を揃えて言っています。
僕は2020年5月から転職活動を始め、10月に内定を獲得しました。
10月末に退職したので、ぎりぎり職歴を空けることなく次に行くことができました。
コロナを理由に派遣切りなど続けたかった仕事をやめなければならなくなった人もいる中、
仕事があることをありがたいと思いつつも、とはいえ労働環境の改善、給与の改善などのために
転職をするのも必要なことだと思います。
しかしコロナ禍でどこの会社も経営状況が厳しい、有効求人倍率も下がっている中転職活動をするのはとても大変でした。
今回は少し前になりますが、自分の転職活動体験を数字をもって具体的に紹介し、一つの現実の例として見てもらえればと思います。
結果
まずは早速応募求人数から面接実施、内定獲得数までの実際のデータを記したいと思います。
次の章でこれまでの転職活動との違いについて書いていきたいと思います。
以前の転職活動との違い
求人について
例えば以前は「総務、労務、経理などの経験が合わせて1年以上の方」というような求人が減り、
「経理の経験3年以上、決算業務を担当していた方」というような求人が増えています。
将来のための採用ではなく、欠員補充のイメージですね。
人材紹介サービスについて
人材紹介サービスも利用しようと思ったのですが、どこに行っても紹介できる求人が少ないと言われてしまいます。僕はこれまで経験のある職種と、未経験の職種を平行して探していたのですが、前者の方は、ピンポイント採用が多い中、僕の経験は浅く広くだったので合わず、後者は未経験者採用が少なく、なかなか求人がありませんでした。
また、紹介の面談すら断られることもありました。大手のマ◯ナビでです。
今は昨年と比べると求人数も増えているようで、無料面談案内のメールがよく届きます(笑)
利用したサービスについて
エージェントが全然使えなかったため。ナビを複数活用していました。
主にマイナビ、エン転職を使っていました。
リクナビ、キャリトレなども登録していましたが、あまり求人数が多くなく、
自分に合う求人が多かった媒体がマイナビ、エン転職でした。
あまり多くを使いすぎるとメールの送り忘れやエントリー漏れ、スケジュール被りなど
こんがらがってしまうので2,3つぐらいがいいのではないでしょうか。
コロナ禍での転職活動の行い方
2021年6月現在、有効求人倍率も回復してきており、昨年と比べて求人数は増えているように思いますが、やはり
・求人数が少ない
・選考のスピードが遅い
・即戦力を求める求人が多い
こういった状況がしばらく続くと思いますので、現会社に在籍しながら探すことをお勧めします。
退職を決めてから探してしまうと、これまでの転職活動より時間がかかってしまうと考えられるので、
人によっては数ヶ月、半年、1年と転職が決まらない可能性が出てきます。
最近はzoomでの面接などに対応している企業も増えているので、隙間時間を活用しながら、今の会社で働きながら転職活動を行うのがいいかと思います。
まとめ
コロナ禍の今転職活動を行うのは難しいところもありますが、環境を変える、収入UPを目指しての転職は行うべきだと思います。実際に好条件で転職に成功した人もたくさんいます。しかし、これまでの転職活動よりも期間がかかることが多く、こういった状況を知った上で、しっかり対策を取って臨むようにしましょう。